ダイセイ株式会社

“ＤＳＫ”　ＳＵＰＥＲ　ＦＩＮＩＳＨＩＮＧ　ＭＡＣＨＩＮＥ　は、各種ベアリングの外輪及び内輪の軌道面を超仕上加工する全自動の工作機械です。豊富な経験と技術により、数多くの機種を設計・製作し、軸受業界・精密機械業界で高い評価を受けています。

"DSK" superfinishing machine is the full automatic machine tool to do superfinishing on raceways of outer ring and inner ring of every kind of bearing.Many kinds of models have been designed and produced through our ample experiences and technologies, which have been receiving high reputation from bearing industry and precision machine industry.

1．スタンダードタイプ

ボールベアリング用の標準機で粗・精の２つの加工ステーションを持ち、高精度＆高速化に対応しています。最も需要の高い、外輪外径でφ３〜φ１３０までワークレンジにより４機種があります。

2．中，大型タイプ

縦型構造で外輪外径でφ４００から最大φ１６００まで、ボール，シリンドリカル，テーパー，スフェリカル，クロスローラーの各種ベアリングに対応しています。内外輪兼用機も可能です。

3．特殊機

自動車用ハブフランジベアリング，ウォーターポンプベアリング等の超仕上盤も多数製作しています。

■多軸方式

１台の機械で内外輪のワークを同時に加工可能にしたことにより、設備費は安く、設置面積も小さくて済み又各軸に操作ボックスを設けている為に、片軸使用中でも他方の段取り替えができ、多品種小ロット生産に最適です。

■加工条件のプログラム化

玉軸の回転数、砥石揺動数、砥石加圧、砥石加工位置等のデータをＬＣＤ画面に最適加工条件を打ち込む事が出来るので、未経験者の方にも簡単に高精度の加工が出来ます。

■シューセンタレス方式

加工物は外径シュー、内径シューのいずれかで支持し、シューセンタレス方式の採用によって長期間にわたる加工物支持精度を維持することが出来ます。（省エネルギー対策にもなっています。）

■有芯揺動方式

砥石揺動中心を固定した有芯方式の採用によって、超仕上加工後の精度を前加工精度より更に向上させることが出来ます。

■型番変更

多種少量生産ラインの場合、必須条件であるシンプルで少ないツーリング点数、調整個所も少なくし短時間に容易に段取り出来る構造になっています。

■自動停止

加工物無し、砥石摩耗、油空気圧不足、潤滑油不足、クーラント油不足等の時にはランプ表示すると共に機械は自動的に停止しますので、作業者１人で何台もの機械を受け持つことが出来ます。（省エネルギー対策にもなっています。）